2021年03月15日

大塚康夫氏逝去…ワイルドウィリスの思い出

アニメーターの大塚康夫氏が今朝ご逝去されたそうです。合掌。

大塚康夫氏といえばアニメルパン三世のキャラクターデザインをされた方というのが一般的でしょうけど、小学生の時にRCに心を鷲掴みにされた自分にとっては大塚康夫といえばワイルドウィリスなわけです。
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小学校の帰り道に友人がこっそり学校に持ってきた京商のミニカタログがRCとの初遭遇(トマホークに一目ぼれ)でしたが、その後RCの雑誌やコロコロを読むにつれてコレいいなあ!と思ったのがマイティフロッグとワイルドウィリスでした。
(今でもこの二台は自分の中では特別です。)

かわいらしいシルエットでありながらゴツゴツしたメカっぽさを内包しつつ、Fスイングアーム+Rリジッドサスの足回りはサスが沈むことでボディとタイヤの位置関係が絶妙にアニメのようなメリハリの利いた取り回しになるように計算…されたのかは知りませんが(笑)この「カッコカワイイ」が絶妙なバランスで成り立っているデザインは販売から来年でついに40年も経つというのに色あせない魅力を放ちます。

その後ラジコンボーイでの主役抜擢でいっきにワイルドウィリスを持つ子供が増えました。
公園で、砂浜で、放課後の校庭で、路地裏で…ワイルドウィリスが走っている姿をよく見かけたもんです。

※ちなみに我が家は大変貧乏だったのでワイルドウィリスを実際に入手できたのは社会人になってからのラジマガでの「売ります買いますコーナー」でしたけど(笑)
まだまだ古いRCにプレミアなどもついてなくて定価で入手できたいい時代でしたねえ…


大塚康夫氏がワイルドウィリスで形作った「カッコカワイイ」は自分の中でも偽ワイルドウィリスや俺コミカルグラホで追及している要素であり、これからもなにかしら追い求めていきたいですね!  

Posted by angelphobia at 23:06Comments(0)clip!

2008年01月20日

ワイルドウイリス紹介

タミヤ「ワイルドウイリス」 (Tamiya Willys M38) 1982年11月発売 14800円
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ぼくらが小学生だったときの聖書(笑)コロコロで連載していた「ラジコンボーイ」で主人公の操る車がこのワイルドウイリスでした。
しかしこのダッシュした瞬間ウィリーする重量バランス、2kgを軽く越える車重、フロントがスイングアーム&リヤがリジッドという苦笑いしか出てこない足回り、そんなワイルドウィリスが並み居る強豪&名車達を打ち負かしていたという内容だったりで今見るとアレですが(笑)

でもやっぱりワイルドウイリスは格好いいなーと改めて思います。
デザインはアニメーターの大塚康生氏。コミカルな中にも男の子の好きな角張ったラインがあって、泥くささの似合う渋さも併せ持ったすばらしいセンスです。

ぜひ走らせたいところですけども、このワイルドウイリスに採用されている大径のタイヤの材質が悪いのか、中古のタイヤはことごとくヒビ割れがひどいため走行に耐えられそうもありません。
クローリング用のタイヤとか使えそうなんですけどなんかいい感じのないかしら。  
Posted by angelphobia at 03:26Comments(0)clip!